FC2ブログ
ペンギン一家の物語【2話】
2006 / 03 / 09 ( Thu )
本編の前に注意事項デス
        ※【1話】があります


ペンギンKは、中途半端な時間だな・・・と思いつつも、
海に遊びに出かけるコトにした。中途半端・・・そう、ご飯前。
ペンギンMはペンギンKに言う。
「何も食べないで行くと溺れるよ」と。

というコトで、ペンギンKは貯蓄倉庫から魚を一匹取り出した。

でもソレはKにはちょっと大きすぎたので半分にした。

すると、ペンギンFがその半分をすかさず手にし、食べた。

そんなFの姿を目撃したペンギンM・・・。

「さっきもお魚食べたでしょ!どうしてご飯が待てないの!!」

ペンギンFはいつもながらに無言になってしまった。
         そしてまたペンギンKも・・・。嫌な予感。

     寒い巣の中に更に「寒い風」が吹く。

遊びに出かけようと思っていたペンギンK・・・。
  魚を食べ終わったにもかかわらず、
      ソコから動けない空気になってしまった。

そこで、ペンギンKは無い頭で考えて口をひらいた。
  「ペンギンFは1日6回ご飯を食べるような胃なんだよ!
   ほら、何かいなかったっけ?1日6回ご飯する生き物って」

ペンギンFは少し救われた様な顔をしていた。
ペンギンKは少しホッとした。

             でもそれは束の間。

ペンギンMが誰に、と言う訳でもなく一言。
  「1日6回ご飯するのは人間の赤ちゃんじゃなかった?」

                ・・・。

ペンギンKの頭の中だけだったとは思われるが、
      人間の世界にある、重たい大きい鐘が、
        低い音でゴーンと鳴り響いたような気がした。

       そんな、ペンギン一家の沈黙の物語・・・。
スポンサーサイト



23 : 50 | 公開\(~o~)/ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<UP遅れました、バトンです(*^_^*) | ホーム | 最近のイロイロ(^_^;)>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://piano15.blog29.fc2.com/tb.php/191-35146e9f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |